お知らせ

ガイドライン「大学学習資源における著作物の活用と著作権」の公開について

 本コンソーシアムでは、ガイドライン「大学学習資源における著作物の活用と著作権」を作成しました。
 昨今では、大学の授業の進め方や教材は多様化し、インターネットやモバイル端末などの情報通信技術を活用した、新たな学習手法が開発されています。一方で、教員等が作成する電子・オンライン教材に「他人の著作物」が含まれる場合には、著作権法の解釈や権利者が公開しているガイドライン等の記述により、判断に苦慮するケースが増えてきています。
 この度、本コンソーシアムの取組の一環として、電子・オンライン教材内での著作物の活用についてのガイドラインを作成しました。内容は、第 1~4 章に著作物と著作権及び著作物利用の原則を、第 5 章に本コンソーシアムの調査で明らかとなった大学における教材の作成と運用の実態及び著作権法の制約が仮に無かったとした場合、どの様な運用を望むかについての具体的なイメージを、第 6~12章に教材の作成と運用に関連する著作権法を記載しています。

 なお、本ガイドラインは、作成を主に担当した、九州大学附属図書館付設教材開発センターのサイトでも公開しています。
(http://www.icer.kyushu-u.ac.jp/topics_20160412)