お知らせ

千葉大学アカデミック・リンク・センターとの共催により、セミナー「高等教育における著作物の利用促進とそれを支援する体制」を開催します。

 2018年度の著作権法改正によって、ICTを活用した授業において著作物の利用を促進しそれによって教育の質を高めるべく著作権者の権利制限の範囲が拡大されるとともに、それに対して教育機関が補償金を支払うというスキームが導入されることになりました。
 この新しいスキームの下での著作物の利用の実際に係る諸問題について著作権者の団体と教育機関の団体の関係者が集まり、総括的な討議を行う総合フォーラムと補償金、補償金を補完するライセンス、法解釈に係るガイドライン、著作権意識の普及啓発といったテーマごとの専門フォーラムを組織して幅広い意見交換を行っています。
 今年度のフォーラムは3月14日が最終となっており、実現に向けた方策が一定程度固まることが期待されることからいち早くこれをテーマとして取り上げ、どのような形で著作物の利用が実現するのかを広く高等教育関係者と共有すべく、総合フォーラムと補償金についての専門フォーラムの共同座長を務めている竹内比呂也が報告します。
 またこのような補償金制度はすでにいくつかの国では導入されているところであり、昨年度末に訪問調査をされた海浦浩子氏に英国の事例について、特に高等教育機関においてどのように対応しているのかを中心にご報告いただきます。

 ( ポスター PDF

日時:2019年3月18日 (月) 14:00~16:00
場所:千葉大学アカデミック・リンク・センターI棟1階 コンテンツスタジオ「ひかり」
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講演1:『高等教育における著作物の利用促進とそのための環境整備』
竹内比呂也(「著作物の教育利用に関する関係者フォーラム(総合フォーラム・専門フォーラム)」共同座長/大学学習資源コンソーシアム(CLR)運営委員長/千葉大学アカデミック・リンク・センター長/附属図書館長/人文科学研究院・教授)

講演2:『英国の大学図書館における著作物の教育利用と支援』
海浦浩子氏(横浜市立大学学術情報センター)

主催:千葉大学アカデミック・リンク・センター(教育関係共同利用拠点「教育・学修支援専門職を養成する実践的 SDプログラムの開発・運営拠点」)
共催:大学学習資源コンソーシアム(CLR)

申込方法:次の申込フォームから、3月15日(金)までにお申込みください。(終了)

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